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突発性難聴 


突発性難聴


突発性難聴(とっぱつせいなんちょう、Sudden Deafness)とは、
特別なきっかけもなく、通常片側の耳がある時突然に聞こえづらくなる病気です。



《原因》

内耳などに障害が生じる感音性難聴の一種と考えられていますが、
現在のところ原因は不明です。
毛細血管の血流が妨げられ内耳に血液が十分届かずに機能不全を引き起こすという内耳循環障害説や、ステロイドが効果を発揮することからウィルス感染を原因とする説などがあります。
このような症状で来院する患者の多くが、ストレスを抱えている事が多く、
原因子の1つとしてストレスとも考えられています。
耳以外の神経症状(四肢の麻痺など)はなく。遺伝の要素は見つかっていません。
分野としてはあまり研究が進んでいないのが現状の疾患。

business_scene021.gif



《症状》


「ある日突然耳が聞こえない」といったことが多く、発症はそのとき自分が何をしていたか明言できるほど即時的(突発的)です。
突然起こることと、聴こえ難い・耳に水が入った感じ等症状もさまざまなため、軽度のうちに難聴と気づき医療機関を受診する事が難しいため、受診した時にはかなり症状が進行し治療も長期化するケースが多い。

症状は軽~重度の難聴(低音型・水平型・高音型など)と耳鳴りなどが中心ですが、
それに加えて音が「異常に響く」「割れる」「二重に聞こえる」「音程が狂う」など、
その副症状も人によって様々です。
難聴は副症状のめまいや吐き気を訴える事も多く、メニエール病も疑われる事もしばしばです。
ほとんどの場合片側のみに発症しますが、稀に両側性となる場合もあります。

illust_R.jpg



誤解されがちな点ですが、突然の失聴が患者に与える精神的負担は極めて大きく。
健康体からの突然の発症からくるショックや、耳の異常を常時自覚せざるを得ないため、
深刻なストレスと精神的苦痛を常に強いられる事になります。
聴き取りにくい、聴こえないと言った症状からコミュニケーションをとる事も難しくなるなどした場合にはかなりのストレスも伴います。

tuwari3.jpg




一般的には「突発性難聴は再発しない」と言われていますが、これは結果的に再発しなかったケースを逆説的に突発性難聴ととらえているだけ、実際は治癒後に再発する患者も多い。
この場合は、治癒から時間が経っていれば「2度目の突発性難聴(とは言えそれぞれの発症間に関係が全くないとは考え難い)」、短期間であれば「蝸牛型メニエール病(眩暈がなく難聴症状のみのメニエール病)や低音障害型感音性難聴等の疑いあり」などとの認識に移行するのが一般的である。その場合は蝸牛型内リンパ水腫(内耳のむくみ)も原因の候補に上がります。
非常に稀なケースですが、両耳に発症かつ進行性難聴であれば特発性両側性感音難聴(特発性難聴)と診断される場合もあります。

症状は変わっても、原因を特定する事が難しいのが現状ですから、あくまで突発性難聴とは「急激に発症する原因不明の感音性難聴の総称」で、厳密に特定の症状を指した病名ではないため、専門医でも判断は慎重にならざるを得ないようです。

一方、発症原因が分かっている難聴としては、脳腫瘍による難聴、外リンパ瘻(がいりんぱろう)、外傷性難聴、内耳梅毒、薬剤性難聴などがある。近年、突発性難聴やメニエール病と診断されている患者の中に外リンパ瘻が含まれていると言われています。

-突発性難聴参照-

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[2008/01/07 15:15] 耳鼻科治療 | TB(1) | CM(0)

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