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赤ちゃんが何かを口に入れ、のどに詰まらせてしまった! 


赤ちゃんが何かを口に入れ、のどに詰まらせてしまった!


気道異物


異物が気道に入り込む事故で、せき込んだり、むせたり!
飲み込みそうなものは、手の届く場所に置かないようにして。

どんな病気?


何かを口に入れ、のどに詰まらせてしまった、という事故が気道異物。とくに2才以下の乳幼児に多く見られる傾向があります。異物が気管や肺に入ってしまったため、それを外に出そうとしてせきが出ます。この症状は一時的なもので、しばらくすると落ち着きますが、せきなどをして入り込んだ異物が動くと、そのたびにはげしくせき込んだりします。

 飲み込みやすい異物としては、0〜3才で圧倒的に多いのがピーナツなどの豆類。とくに2才以下の子どもの場合、そのまま飲み込んでしまって気道に入り込んでしまうのです。ピーナツが気道に残ってしまうと、ふやけて外に出にくくなり、ときにはこれが原因で肺炎を起こすことも! そうたびたび起こる事故ではありませんが、乳幼児を持つお母さんは、ぜひ注意してできるだけ防いでほしいと思います。

 場合によっては、異物が気管に詰まって呼吸困難を起こすこともあるので、異物を取り出すための手術が必要になることもあります。

ケアは?


かぜをひいているわけでもないのに、急にはげしくせき込んで顔が真っ赤になる、さっきまで元気だったのに急に目を白黒させてむせる、などの場合は、すぐに口を大きく開かせてチェックしてみましょう。口の中にものが入っている場合は、自然にせきが出てものが飛び出すこともあるので、少し様子を見ます。

 のどのあたりに何かひっかかっているのが見えたら、お母さんが指を突っ込んで取り出してあげましょう。小さい赤ちゃんでうまく取れない場合は、無理をせずに病院へ連れていってください。

 また応急処置として、赤ちゃんの両足首をつかみさかさにして背中をたたいて、幼児の場合は腹部をかかえて頭を下げながら、背中をたたいて異物を吐き出させます(左のイラスト参照)。すでに呼吸がゼーゼー言って苦しそうな場合は、すぐに救急車を呼んで大きな病院に連れていってください。

 1才前後の赤ちゃんは、何でも口に入れて確かめようとするもの。ピーナツやアーモンドなどの豆類、ボタンやビー玉、口の中にすっぽり入るような小さなおもちゃなどは赤ちゃんの手の届かないところに置くなど、日ごろからママやパパが徹底的に、事故を予防するための注意をすることが必要です。

 とにかく水分をこまめに少量ずつ補給することが大切。水分は湯冷まし、麦茶、りんご果汁(みかんなどの柑橘類の果汁は下痢の原因になることがあるので避ける)など何でもかまいませんが、赤ちゃん用のイオン飲料は体に負担がかからず、すばやく吸収されるので、おすすめです。水分は一度にたくさん飲ませようとすると、嘔吐を誘うことがあるので根気よく何回かに分けて少量ずつ与える、のが基本です。赤ちゃんが口からの水分補給を全く受けつけなくなったら、点滴が必要。脱水が進んでしまう前に、すぐに病院に連れていってください。


様子をよく観察して、脱水が疑われたら、病院へ


脱水症かどうかを見きわめるポイントは次の5つ
1)おしっこの量が減る。
2)唇が乾いている。
3)手のひらがカサカサしている。
4)顔色が悪く、ぐったりとしている。
5)皮膚に張りがない。
 赤ちゃんにこのような様子が見られたら、できるだけ早く病院へ連れていきましょう。


-気道異物-


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[2007/09/17 22:09] 小児科治療 | TB(0) | CM(0)

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