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[2008/08/21 03:56]
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赤ちゃんの病気*せき・ゼロゼロの出る病気*
気管支ぜんそく
アトピー体質の子がなりやすい、アレルギー性の病気。 ヒューヒュー、ゼーゼーと呼吸困難の発作を繰り返します。 発作の程度は、日常生活に支障のない軽いものからチアノーゼを起こすような 重いものまで、さまざま。 1才未満で「気管支ぜんそく」と診断されることはまずありません。
どんな病気?
一般に小児ゼンソクと呼ばれているもので、アレルギー反応によって呼吸困難の発作を繰り返す病気です。発作が起きると、ヒューヒュー、ゼーゼーと呼吸が苦しそうになって、せき込んだりします。小さな発作の場合はそれほど苦しくもなく、ふつうの生活を送れます。
発作の引きがね、程度は人によって異なります 発作は、空気の通り道である気道が、あらゆるものに対して敏感に反応するため起こります。発作が起きているときは、気道に一時的な収縮が起こり、気管の壁がむくみ、たんの分泌がふえ、気道が細くなっています。そのため呼吸がしにくくなり、ヒューヒュー、ゼーゼーという喘鳴が聞こえるのです。 発作は、天候の変化や精神的なストレスが引きがねになったり、ハウスダスト、花粉、食べ物などが原因の場合もあります。かぜや気管支炎などの病気への感染が、最初の発作を引き起こすきっかけとなることも。 発作の程度は人によってまちまち。小さな発作なら軽い喘鳴はあってもそれほどの呼吸困難はなく、ふつうに日常生活を送ることができます。中ぐらいの発作になると、喘鳴もひどく、呼吸回数が多くなったり、肩で息をするなどのほか、不機嫌になる、元気に遊べない、眠りが浅い、食欲がない、などの様子も見られるでしょう。大きな発作になると、さらに呼吸が苦しそうになり、横になって眠ることもできなくなり、チアノーゼといって唇が紫色になってしまうこともあります。チアノーゼを起こしたり、けいれんを起こして意識が薄れたりしたら、たとえ夜中でもすぐに医師の診察を受けてください。
1〜2才では診断がむずかしい病気
気管支ぜんそくという診断がつくのは1才を過ぎてからがほとんど。1才未満の赤ちゃんでは「気管支ぜんそく」と診断されることはあまりなく、1才未満でゼロゼロしているのはウイルス性気管支炎などで、ゼンソク様気管支炎と呼ばれるものが大多数です。ゼンソク様気管支炎の場合は、4〜5才ぐらいまでに自然に治ってしまいます。 1〜2才の子どもの場合、気管支ぜんそくであるかどうかの診断はなかなかむずかしいもの。生まれてからの経過、ゼロゼロ音の聴診、アトピー性皮膚炎にかかっているかなど、その子がアレルギー体質かどうかをいろいろな面から調べてようやく診断がつきます。
遺伝的要素の多い病気
両親のどちらかが子どものころ気管支ぜんそくだったり、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギーの病気を持っている場合、その子どもにもアレルギー体質が遺伝して、気管支ぜんそくが見られるケースが多いようです。 気管支ぜんそくが疑われるのは次のような場合です。
1)0才まではゼロゼロしなかったのに、1才過ぎてから息を吐きだすときにゼイゼイするようになってきた。 2)ゼロゼロするときに、熱は出ないことが多い。 3)アトピー性皮膚炎と診断されたり、湿疹ができやすい。 4)両親やきょうだいにアトピー性皮膚炎や気管支ぜんそくの人がいる。
最初の発作は2〜5才までに起こることが多く、小学校に入学するまでに治ってしまう子どももいます。でも、思春期ごろまでは発作を持ち越して、その後自然に症状が改善したり、治ったりするというケースがほとんど。一度こうした発作を起こすと気道は過敏になり、いろいろな刺激がきっかけになって発作を繰り返しやすくなります。環境をととのえるなどして、なるべく発作を起こさないよう注意してあげてください。
ケアーは?
ゼンソクの発作が見られたら、その原因を突き止めるために必要な検査を病院で受けて、家庭での過ごし方などのアドバイスを受けます。発作を起こしたときの状況などは、あらかじめメモしておいて、正確に医師に伝えるようにします。 発作が起こったら、とりあえず発作を抑える対症療法をします。治療で使われるのは、気道の炎症を取る薬と狭くなった気管支を広げる薬(気管支拡張剤)の2種類です。炎症を抑えるにはステロイド剤が効果的で成人ではよく使われますが、長く使うと副反応が出るので、赤ちゃんでは重症の場合のみ使われます。
軽い発作なら、呼吸がラクになるケアを
発作を起こしたら、まず抱き起こして、少し前かがみにすわらせたり、たて抱きにしてあげるとラクになります。発作が軽いときは、衣服をゆるめて、たんが切れやすくなるように水分を少量ずつたっぷり与えます。そしてゆっくり大きな呼吸ができるよう、リズムをとってあげると効果的。それでも発作がおさまらない場合は、収縮して狭くなった気道を広げる気管支拡張剤や吸入薬を、医師の指示に従って使います。 発作は夜中にひどくなることが多いので、ママは必ず赤ちゃんの隣に寝るようにして、発作が起きたときはすぐケアできるようにしましょう。発作がおさまらず、チアノーゼがあらわれたりしたら、すぐ受診して。 発作のつらい状態を見ていると、ついつい、過保護になってしまいがちですが、発作がないときはふつうの生活をさせてOK。ふつうの赤ちゃんと同じように外遊びをさせても大丈夫です。また薄着や乾布摩擦で皮膚を鍛えるのも効果的です。 *
室内のホコリやダニ対策をしっかりと
気管支ぜんそくの原因は、その大半がハウスダストと呼ばれる家の中のホコリやダニであると考えられています。ですから、発作を予防する意味でも、部屋をきれいに掃除しておくことが大事。寝具は日に干したり、乾燥機などを使ってきちんと乾燥させ、その後掃除機でダニを吸い取るようにしましょう。カーペットはダニが繁殖しやすいので、なるべく使わないように。羽毛布団やそばがらの枕などもやめたほうがよいでしょう。そして部屋の通気をよくするため、晴れた日には窓を開けて、空気の入れかえをしてください。 犬、猫、ハムスター、鳥など毛のあるペットは飼わないほうがよいでしょう。タバコの煙も気管支の過敏性を促すので避けてください。
-気管支喘息-
子どもが小児喘息といわれたら
小児喘息とは? 喘息は、空気の通り道である気管支が急激に収縮し、 呼吸困難の発作を繰り返す病気です。 この発作を喘息発作といいます。 小児喘息でも気管支に激しい収縮が起こり、 喘息発作を繰り返します。しかし、 乳幼児は大人と違って言葉で症状を 伝えることができないため泣いたり、 ぐずったりと不機嫌になることで喘息発作を 訴えることがあります。軽い咳(せき)でも、 喘息が隠れている ことがあるので油断はできません。 小児喘息の場合、乳児から幼児、 学童期まで様々な成長発育の 段階にあることから診察や治療を行う上で 大人とは異なった対処法が必要になります。 また、小児喘息の発症は3歳までが約70%、 5歳までが約90%を占めるとされています
原因はアレルギーの場合が多い
ハウスダスト、ダニ、花粉といった生活環境の中の 物質が原因となるアレルギーで喘息が起こることが 多いといわれています。 もしアレルギーを起こす原因物質がわかっていれば、 それを子供のまわりから除去するようにします。
小児喘息は自然によくなる場合が多いいい
小児喘息の約70%は、思春期までに自然によくなるといわれます。 これは、治療をしなくてもよいということではありません。 喘息発作を放置すれば呼吸困難がひどくなるばかりではなく、 喘息が重症化し、喘息死の可能性も出てきます。 また、成長に悪影響を与えることもあります。 適切な治療を行えば、成長によるアレルギー体質の改善とともに 小児喘息もよくなることが多いと考えてください。
小児喘息の症状は?
小児喘息の発作では、呼吸をするときに 「ゼーゼー、ヒューヒュー」と聞こえる苦しそうな 症状を繰り返します。これは、喘息発作で狭くなった 気管支を息が通るときに出る音で、喘鳴(ぜんめい)とも呼ばれ、 呼吸困難のときにみられる症状です。 喘鳴は、昼間より夜間や明け方に多く起こります。 昼間の症状は夜間や明け方に比べて比較的軽い場合があるので、 見逃さないように注意しましょう。 小児喘息では、運動した後や風邪を引いたときにも この症状が現れます。また、乳児や幼児では、 喘息発作を起こしても喘鳴がはっきりしないこともあります。 明らかな「ゼーゼー、ヒューヒュー」が聞きとれなくても、 息苦しさを訴えているかどうかを読み取ってあげることが大切です。 特に、初めての喘息発作は症状がわかりにくく、 見逃すと喘息を悪化させてしまうこともあります。 少しでも異常を感じたら積極的に医師にかかるようにしましょう。
治療にはお母さんの情報が重要
ゼーゼー、ヒューヒュー」という喘鳴は、 喘息以外の病気でも起こる場合がありますが、 医師は喘鳴がみられれば、第一に喘息と考えます。 日本の小児喘息のガイドライン (「小児気管支喘息治療ガイドライン2002」より)では 2回以上の喘鳴があれば喘息と診断します。 しかし、「ゼーゼー、ヒューヒュー」は夜間や明け方、 または運動後にみられることが多く、 医師の診察中に必ず聞けるとは限りません。 子供と一番長く接しているお母さんが、 普段の症状をできるだけ正確に医師に伝えることが重要となります。 いつ、どこで、どんなとき、どの程度の喘鳴があったかなど、 お母さんがメモしておくと正確な情報が伝わります。 また、小児喘息はアレルギーの影響が大きく、 食べ物が原因になることもあるので食事内容を伝える必要もあります
発作がでたら
喘息発作が起こった時は、収縮した気管支を拡げて発作を 抑える薬を使います。 また、喘息発作は気管支の炎症が原因になっていることが わかっているため、炎症を改善する薬を使い、 発作を起こりにくくします。 さらに、アレルギーの影響を受けないように 抗アレルギー薬を併用する場合もあります。
目標は普通の子どもと同じ生活
小児喘息だからといって毎日安静にしているわけにはいきません。 子供は、大事な成長過程にあるわけですから、 遊びや運動も必要です。学校に通うようになれば勉強や 団体生活にもついていかなければなりません。 できるだけふつうの子供と同じ生活をすることが治療の目標になります
-小児喘息-
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